「共同」 「共生」 「連帯」~ みんなで支え合って、生きやすい空間(職場)をつくる ~ 「学校の働き方改革」が大きく取り上げられ、給特法7条が改正されてから、2年が経過しました。私たちの職場である学校も大きく変化しなければならない時期が到来しています。しかし、新型コロナウイルス感染予防対策の対応と重なってしまい、市町村やそれぞれの学校でなかなか進んでいないのが現状です。コロナ禍で通常業務以外の業務が増え、県教委の勤務実態調査でも、時間外勤務時間がなかなか削減できない実態が浮き彫りとなりました。 このような動きに対して、私たち教職員はスクラムを組んで自らの生活を守っていかなければなりません。個人のつぶやきは大切ですが、教職員の意思を大きなうねりとして、社会に投げかけていく必要があります。これができるのは、県教組だけです。混沌とした状況を乗り切るためには、教職員が連帯し、知恵を出し合っていくことしか方法はありません。県教組活動の価値はこれまで以上に重要になります。組合員であることに共に胸を張って、私たちの権利をまもり、活かすために、組織の強化・拡大をすすめましょう。 中央執行委員長 瀬戸 禎子